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神明様 |
今回セグウェイを導入した理由は、人と人をつなぎ、人と自然をつなぐ、そんな大切なことを持ち合わせている乗り物であると思ったからです。もともと私たちは馬を通じて自然に興味を持ってもらう活動をしてきました。馬は時間をかけ、関係性を構築することができて初めて乗りこなすことができるようになります。内面的なコミュニケーションを通して馬と向き合い、馬を通じて自分を見るこができるでしょう。そこでお客様と馬、そして私たちの関係性を築くことができます。馬を介すことで人と自然との距離を縮めてもらうことを目指していましたが、自然に興味を持っていただくことは想像以上にハードルが高いことです。そこでセグウェイがきっかけとなり、お客様が、まずここ森林公園に「行ってみようかな」思っていただくことを期待しました。
セグウェイという乗り物は自分の思い描いた通りに自由自在に動くことができます。約30分の講習中にセグウェイに慣れていただくためにゲームを行っているのですが、そのころにはセグウェイに乗っていることが当たり前に感じるようになります。馬に比べて乗りこなすことがはるかに簡単にできます。私とお客様との関係性を構築するのにも時間を要しません。馬よりも容易に「自分自身と向き合いながら周りと関係性を築いていく」という効果を感じることができます。
自然の中を歩くということは、確かにとても素晴らしいことだと思います。しかし歩き続けると人は周囲の景色に触れることより、むしろ完走(完歩)することに関心が向かってしまい、結果として素晴らしい自然にあまり触れ合っていないことがあります。セグウェイを導入することで移動するという行為は、より自然に触れることにフォーカスすることができます。つまり触れる、見る、嗅ぐ、聞く、味わうといった五感を研ぎ澄まして自然を体で感じることができます。ツアーを企画した私の所感ですが、参加されたお客様と自然の距離が縮まったと感じています。最初はセグウェイに対する興味を持っていらしたお客様がツアーを終えて帰るころには自然に興味を持っていただけるようになったと実感することができ、大変満足しています。
乗車講習の様子 |
公園の魅力を伝える神名様 |
今まで気づかなかった新しい発見も |
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国営武蔵丘陵森林公園は1974年7月に全国初の国営公園として開園。 南北約4km、東西約2km、広さ約300ha(東京ドームの約65倍)の広大な敷地に、美しく手入れされた庭園などのエリアと昔ながらの環境が保たれた里山エリアが程よく分布。約40万本の高木が立派な森を形成し、さらに園内に40箇所を数えるため池空間と相まって、数多くの動植物を育む貴重な生息空間ともなっている。